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一陽来復

詩を書いたり、ちょっとした物語を書いたり、いろんなことに対しての自分の考えを書いてみたりします。

面白い夢を見たらその話なども(^^)

夢であれ

夢であれよと

願いこそ

今がひととき

努わするるな
今は寒い冬の夜

冷たく頬をさす風を感じながら

僕らは空を眺めた



これから夜が始まるのか…
それとも夜の終わりなのか…


それすらも分からない僕らは、凍える体を寄せあった

ふと気が付くと

まるで永遠に続く夜を告げるように
月が冷たく見下ろしていた



しかし、僕らの見上げる空の彼方には

暖かい色をした太陽が顔を出していた



明るい朝がくるまで

もう少しだ
神さま

私は優しい人間でいたい

偽善でも八方美人でもいい

誰にでも平等に優しくありたい


怒ることはあっても
許すことのできる人間でありたい


自分にも
他人にも



神さま


私は優しい人間になりたい
ちょっと私と例え話をしよう。


例えば【運命】というものが存在するとしよう。


我々はこの世界に生まれる前に、この【運命】というビデオを一通り見せられる。

自分がこれから歩む人生を予め予習しておくのだ。


そして生まれてくる。

しかし一度みただけの内容は殆んど忘れてしまう。



しかしたまに…

ほんの少しだけ、思い出すことがある。


まるで今朝みた夢を思い出すような…


それがデジャブ。




そうであったとしたら、夢の断片をたどって夢全体を思い出すように、いくつかのデジャブをたどって、自分の【運命】がわかるのではないか………



そう考えたらステキだと思わないかい?
人生山あり谷あり

という言葉がある。


この谷に直面した時、人というのは憂鬱になったりすることがある。


なぜ自分は谷を下っているのか…

下らなくてはならないのか…


そんなことを考える者もいれば

谷から抜け出そうともがく者もある




だがしかし、ちょっと立ち止まって考えれば、谷のあとにはまた山があることに気付くはずだ。


また山を登るまでのあいだ、谷を歩くことをただ楽しめば良いのだ。


そこにあるものを、ありのままに受け止める。

そしてそれを素直に楽しむだけで


人生というやつは、なんとも過ごしやすくなるのだ。
春の風は

優しく、やわらかく私を包み込む



夏の風は

爽やかに通りすぎ、清涼感をもたらす

それともうひとつ
ねっとりとまとわりつき、不快感をもたらす



秋の風は

私の心を拐って通りすぎる



冬の風は

清々しく澄みきった空気を運び

刺すような冷たさで攻撃していく





今日の風は

どんな風?
空黒く 落ちる雷よく見れば
音も光も 美しきもの
憎しみにくわれる事のない愛を持ちたい
例えば芝居で


自分が生きたい


ではなく


自分が生かしたい


そう思うようになった


ちょっと大人になった気がした
《諦めきれない》のはただの未練だが


《諦めない》のは挑戦だ